赤ちゃんは、かまれたとか、転んだとか、とげに刺さったとか、ぶつかった、なんて意味はわかりっこない。知らんけど、、、痛いし泣く。
だから、笑ってる最中でも後ろから犬が突撃してくれば痛みが湧く。
アルゴリズムでは出来きる?
いきなり犬が突撃して痛みを感じるかもしれないからね。
順番なんて存在しない。
何かより何かが勝ったら笑いが負けて泣くとか。
でも、そういうのって赤ちゃんほど起こりやすいよね。
今笑ってたのに、いきなり泣き出すとか。ある。
出来事によって状態が変化するという現象ですよ。
出来事はworldで三人称。現実世界では予測がつかない。
どう場が変わったか
どんな差が立ち上がったか
赤ちゃんは後ろから犬に突撃されたけど、アンパンマンの番組を観ていたので、一瞬顔が歪んだけど、間のような時間を置いて、笑いだすとか・・・泣くかもしれない。
科学者が大好きな同じ結果なんて絶対起こらない。
アルゴリズムで書けますか?
間違いなく決め打ちになるよね。
Atronに備わっているもの抽象的な基準。
(自分より、大きいとか自分の動きより早いとか)
(今までより穏やか、今までより言葉が柔らかいなど)
脅威 / 不快 / 低い
速い / 大きい / 高い
穏やか / 柔らかい / 暖かい
類似性 / 社会性 / 好奇心
安心
Atronならこうなる。
自分より面白い顔のアンパンマン。
丸いお顔で暖かい音のトーン。
不快じゃないかも。
すっかり気持ちいい感じ~。
そこにワンコが後ろから蹴り!
今までの状態の差が現れる。
でもTVのアンパンマンは続いている。
ドン!されたので強い衝撃が加わる、驚く、痛い!
TVのアンパンマンは続いている。
(脳は上手く処理できない)
間ができる。(泣く寸前までいってる)
半泣き笑い状態。
恋愛ものドラマを観ても心が痛まないしねぇ。
順番関係なく同時に起きても、半泣き笑い状態は起きます。
なぜそれができる?
アソシアトロンだからです。
このAtronのエンジンはrecallとcarry
Associatron(アソシアトロンのrecallエンジン)と僕のcarryエンジンがあるので
そういう同時進行も対応ができる。
中野博士のアソシアトロンは情報が複数入ってもCueできせめぎ合い、recallできる。
(だいぶ改良してるけど本質はブレてないです)
本当に中野先生は天才で凄いわけですよ。
Atronはアソシアトロンのロボットという愛称ですからね。
shock も pain も rise する。
でも安心側の recall もまだ消えていない。
だから単純な泣きでも単純な笑いでもなく、半泣き笑いみたいな中間が起きる。
その個体の今があって
そして出来事が来たら、絶対値ではなく差を見る。
Δcalm = calm_now - calm_prevΔpain = pain_now - pain_prev
Δthreat = threat_now - threat_prev
Δcuriosity = curiosity_now - curiosity_prev
Δsafety = safety_now - safety_prev
このとき重要なのは、「犬だから threat +0.8」みたいにしちゃいけないということ。
そうではなく、出来事の断片から変化が立つ。
たとえば、
- 後ろから強い衝撃
- 体勢が崩れる
- 直前までアンパンマンで calm と warmth が高い
- 音はまだ柔らかいまま続いている
なら、同時にこうなり得る。
- Δpain は大きい
- Δthreat も上がる
- Δcalm は下がる
- でも warmth/calm の残りはまだある
- curiosity や pleasant の残響も消えていない
だから結果は、泣き 100% でも 笑い 0% でもなく、
複数軸の差分が同時に残った状態になる。
1. 定義値ではなく「場の基準値」を持つこと
固定の正解値ではなく、直前までの落ち着きや安心や興味を基準にする。
2. 絶対値より差分を見る
今が calm=0.4 かどうかより、
さっき 0.8 だったのに今 0.4 に落ちたに意味がある。
3. 単一値に潰さない
「怖い」「楽しい」と1個にまとめない。
pain, shock, warmth, curiosity, safety, social などを並列で持つ。
4. carry を入れる
差分はその場で消さず、少し残す。
だから「まだアンパンマンが効いてる」「でも痛みも立ってる」が両立する。
5. 出力は分類ではなくにじみ
if pain > 0.7 then cry
みたいにしない。
声、表情、動きは複数軸の重なりからにじませる。
曖昧なもの自体を決め打ちで数値化しちゃダメ。嘘にしかならない。
でも、曖昧な状態の基準値からの差、複数軸のずれ、残響、引きずりを数値で持つことはできる。その経験を何度も積むと収束してくる。
自律の先には成長があるということ。
自律は勝手に動けばいいわけではなく、収束していくという事。
その収束とは、きれいな正解一点に揃う話ではなくて、
その個体なりの傾向が出てくるという事。
(みんなここが我慢できずに正しさに寄せて自滅する)
Atron 向けに言うなら、
「安心」の定義値を決めるのでなく、今までより安心が増えたか減ったか「痛み」の意味を決めるのでなく、身体の崩れがどれだけ増えたか
「楽しい」を決めるのでなく、緊張がどれだけほどけたか、近づきたい感じがどれだけ残ったかということ。
例えば
state_next = state_prev + event_delta + carry_residueあるいは軸ごとに
calm_next = calm_prev * 0.92 + delta_calm
pain_next = pain_prev * 0.88 + delta_pain
curiosity_next = curiosity_prev * 0.90 + delta_curiosity
threat_next = threat_prev * 0.91 + delta_threat
でも本質は式ではなくて、
意味の固定ではなく、差の蓄積になる実験を繰り返す。
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